医療機器管理・整備の課題解決

医療機器は病院経営での資産となりますので、適切に管理運用する必要がありますが、一元管理されている病院は少なく、実際のところ保有機器と台帳が合わなかったり、重複購入されていたり、更新時期を管理されていないことで突発購入することになったりと、様々なイレギュラーが発生してしまいます。

仮にこれらイレギュラーをスポット対応で3~5年はのりきれても、5~10年と年月が経過すればするほどそのリスクは高まります。

これは単に突発的なハード面の支出が増えるばかりではなく、ソフト面の非効率化が進み、中長期での予算管理も難しくなるケースもあり、医業経営に支障をきたす場合もあるので注意が必要となります。

現有品のリスト化、これをもとに中長期計画・整備計画の策定、稼働率の把握等、包括的に管理することが経営の効率化につながるのではないでしょうか。

●医療機器の現有品調査(資産の実態把握)
 病院全体の医療機器の所在、保守管理状況の可視化をおこなうことで、保有機器と台帳整理、部門別での重複購入の抑止、また部門間での相互利用を推進して業務効 率向上、コスト圧縮するなど再整備計画の判断基準となります。

●予算管理・中長期計画の策定
 現有品調査リストをもとに、更新・購入・保守計画を策定します。
 突発的な故障による支出リスクを軽減して、年度予算内でイレギュラーな支出を抑えることが可能です。
 また、機器別に収益性を把握することでも資金確保の根拠となりますので、効率的な投資計画の策定にも役立ちます。

●医療機器管理業務の効率化
 医療スタッフが兼務して管理する必要がなくなるので、本業に集中することができます。
 医療機器によっては、部門間・病院間の連携をおこなうことで新たな診療報酬の算定や業務効率の向上、患者満足度が向上することもあるので、様々な視点からアドバイスさせていただきます。

SMAでは、医療業界に精通した専任コンサルタントが、医院開業をお考えの医師、経営改善や医業承継にお悩みの医療・介護機関に向けて、医業経営や医療・介護施設の立ち上げ、移転や建替え、施設ブランディングに関する特有の課題に対応しています。

 特に弊社拠点のある青森県での小中規模施設開業においては、地域特性を理解したエリアマーケティングをはじめ、地元企業と連携したアフターフォロー体制の構築、経営面に配慮した設備計画の提供により地域に選ばれる施設づくりに貢献いたします。

今後開業を検討される医師や経営者のみなさまに少しでも多くの選択肢をお示しできるようご支援いたします。

 外部の知識やアイデアなどの資源を活用し、そこで創出したイノベーションを理想のかたちにしていく、それがSMAが目指すトータルソリューションです。