医療経営コンサルタントとは

その名のとおりですが、病院や介護施設のコンサルティングを扱う法人・個人を「医療経営コンサルタント」と呼びます。

病院・介護施設も事業である以上は一般企業と同じで、赤字経営が続けば廃業してしまいます。

一般企業との違いは、病院・介護施設が廃業した場合、大勢の人が医療・介護難民となるケースもあり、事業の継続について社会的役割と責任を担っています。

また、一般企業は物販・サービスの対価として利益を得るのに対して、医療・介護は保険制度から医療機関に支払われる「診療報酬」、事業者が利用者に介護サービスを提供した場合に支払われる「介護報酬」を収益としていることが大きな違いとなります。

これら医療・介護分野に特化したコンサルティングとして「開業」「経営・運営」を中心に、その知識と経験によるアドバイス、時には実務サポートを実施します。

開業前後の支援から、経営・運営のためのアドバイスから実務サポートまで、ニーズにあったサポートを提供します。

冒頭お話ししたように、医療・介護も事業である以上は、開業資金の融資、コスト削減、集患の増加等の経営課題は確実にクリアしていかないと事業継続は難しく、特に開業支援については、医療系コンサル以外にも医療系ディーラー、医療経営に強い税理士・銀行等、何らかの形でアドバイスやサポートを利用する事業者が大半だと思います。

下記の表は、開業に伴う様々な支援項目のタスク管理となります。

加えて、PEST、3C等を活用した経営環境分析を行い、問題点を可視化することで改善・改革を実施することもあります。

新規訪問したクリニックで「医療コンサルって何をしてくれるの?」との質問に改めてブログにしてみましたが、

施設規模・形態、エリアによって様々な課題はございますが、最近では、人材採用・教育に苦労されるクリニックが多いとのことです。

これからの日本はさらに高齢化社会が進み、医療機関が増える一方で、それを担う人口の減少や法改正等、課題・問題への対策はこれまで以上に必要となっています。

内部施策で解決に至らない場合、途方に暮れてしまうお気持ちもわかります(笑)

外部から俯瞰的に捉えて活動できる医療経営コンサルタントのアドバイスも選択肢の一つにされてみてはいかがでしょうか。

SMAでは、医療業界に精通した専任コンサルタントが、医院開業をお考えの医師、経営改善や医業承継にお悩みの医療・介護機関に向けて、医業経営や医療・介護施設の立ち上げ、移転や建替え、施設ブランディングに関する特有の課題に対応しています。

 特に弊社拠点のある青森県での小中規模施設開業においては、地域特性を理解したエリアマーケティングをはじめ、地元企業と連携したアフターフォロー体制の構築、経営面に配慮した設備計画の提供により地域に選ばれる施設づくりに貢献いたします。

今後開業を検討される医師や経営者のみなさまに少しでも多くの選択肢をお示しできるようご支援いたします。

 外部の知識やアイデアなどの資源を活用し、そこで創出したイノベーションを理想のかたちにしていく、それがSMAが目指すトータルソリューションです。